モントレブロンでクリスマス休暇

ケベック州・モントレブロンでのクリスマススキー旅行を満喫してきました!初心者でも楽しめるゲレンデや、クリスマスならではのイベントなど、魅力あふれる体験をたっぷりご紹介します。
モントレブロンの魅力:初心者にもおすすめのスキーリゾート
モントレブロンは、カナダのケベック州に位置する有名なスキーリゾートで、ローレンシャン高原にあります。このスキー場は、東部カナダで最大級の規模を誇り、スキーやスノーボードを楽しむための多彩なコースが用意されています。
モントレブロンのWebサイト
スキー場の特徴
ゲレンデの広さ: モントレブロンのスキー場は、755ヘクタールの広さを持ち、102のスキーコースがあります。これにより、初心者から上級者まで、さまざまなレベルのスキーヤーが楽しむことができます。
人工雪製造: スキーシーズンを通じて安定した雪質を保つために、62%のコースで人工雪が製造されています。これにより、シーズンの初めや雪が少ない時期でも滑走が可能です。
クリスマスシーズンならではのイベント
整備されたスキー場はもちろん、クリスマスシーズンには、イルミネーションやマスコットとの写真撮影など、特別なイベントが盛りだくさん。中央広場ではライブステージや焚き火もあり、ホリデームード満載でした。

宿泊とアクセス:快適な滞在と便利な交通手段
モントレブロンには、様々なタイプのホテルやコンドミニアムがあります。
今回はトロントから約7時間かけて車で移動、あらかじめ予約したホテル Auberge Sauvignon Mont-Tremblant に4泊5日で滞在しました。
スキー場からの距離は車で5分。リゾート内ではありませんが、湖越しにリゾート全体を望むことができる良い位置でした。
ホテルは共同キッチン、ダイニング、基本的な調理器具が備えられている形態。あらかじめトロントで食料(レトルト、果物など)を準備し、自分らで調理することができたので生活のリズムを守った食生活を送ることができました。

(駐車場からの写真)
モントレブロン初心者向け!情報
駐車場
モントレブロン スキー場には4つの駐車場があります。P1、P2、P3、そしてP4。
P1が最も高価($30/日)で最も近く、P4は無料ですが駐車場からシャトルバス(無料)を利用してスキー場へ移動します。
シャトルバスは15分~30分に一度、駐車場間を移動。ほとんどの人が車からスキーブーツに履き替え、スキー、ストックだけを持ってシャトルバスに乗車します。勿論、スキー場までスキーブーツも携帯しヒュッテ・シャレーで履き替えことも可能です。
駐車場はP1から埋まっていき、時間が遅くなるほど遠くになります。 もし、荷物があり、ロッカーが必要な場合は、ロッカー料金が発生するので、朝、早めに行きP1駐車場の入口に近い位置に駐車するのが利便性やコストパフォーマンス的にベストです。
ちなみに我々の滞在中は午前7時30分に到着した際はP1の良い場所がとれましたが、午前11時に到着した際にはP4しか駐車できませんでした。

シャレー
日本のスキー場にあるヒュッテ・シャレーの無料休憩所は立ち乗りケーブルカーの右側建物の2階にあります。

滑走疲れに足を休めるこのスペースは大切ですので、先に確認しておくことをオススメします。

トイレ
トレブロン スキー場は東海岸随一のスキー場だけあってすべて素晴らしいのですが、唯一、トイレの数や使いやすさだけは及第点でした。 シャレー1階のトイレが一番、利用しやすい状況でした。立ち乗りケーブルカーに乗る前にこちらで用を済ませることをオススメします。

立ち乗りケーブルカー
準備が整ったらいざ、スキー、ストックを手に持ちブーツを履いて立ち乗りケーブルカーへ。無料。
貴重品はすべてリュックの中。ここからは良い荷物置き場が見当たらなかったので、背負ったままです。
はじめて見るこのケーブルカーからのリゾートはワクワクすることこの上ナシ。
こんな素晴らしい景色で見る日本のスバルの広告は、優越感を大いに擽られました。


リフト券の購入
立ち乗りケーブルカーを降りて、左側のインフォメーションセンターへ行き、リフト券を購入します。
朝方は大勢のスタッフで対応していましたが、2日目、正午近くに行くとスタッフは少なく、また話しの長い客も居たりで大変、またされました。
ここで分かったのが、モントレブロンのリフト営業時間は午前8時半から午後3時半まで。すべてのリフトが。 また、券は1日または半日の2種類のみ。
したがってリフトのモトを取り返したい場合は、事前にリフト券を購入し、朝、早くから駐車場に入り、早くリフトに乗った方が良い。
たとえスキーの上級者でも駐車場アクセスと午後3時半で止まるリフトのため、午後からリフト券のもとをとるのは難しいでしょう。

エクスプレス・ゴンドラで山頂へ

リフト券を購入したら早速、エクスプレス ゴンドラで山頂を目指します。 エクスプレス ゴンドラは八人乗り。スキー板、スノボーを外のホルダーに差し搭乗します。所要時間は約15分。 モントレブロンの山をイッキに駆け上ります。

エクスプレス ゴンドラから降りるとそこはまったく別世界。この日は、気温が乗り場より10度以上低くまた風が強かったため、体感温度はマイナス20度から30度を記録したと思います。


山頂には充実したヒュッテ・シャレーがあり、ここから見えた下界の景色は本当にきれいでした。
年輩カップルなのでここで念入りの準備をして滑る準備をします。
いざ滑走

約10年ぶりのスキー。しかも、携帯電話が利用できるのかもよくわからず、フランス語もままならないので、とにかく二人離れ離れにならないことを気にしながらコース選択。
よって一番簡易なコース Nansenで滑ることにしました。
このNansenコース様々なモントレブロンの景色を楽しめますが、とにかくコースが長い!
帰って調べてみると全長約6Km! モントレブロンで最も長いコースでした。妻と分岐点まで滑り、一服して次の分岐点までということを繰り返しました。
山頂の天候は変わりやすく「ホント、この寒さでスキー!?」という感じでしたが、いざ滑走すると体はホテり、特に膝は6Kmのコースでの疲労と相まって、すぐにガクガク状態になりました。
スキー慣れしているとはいえ、老年カップルが二人で休み休み6Kmのコースを滑走。一回のダウンヒルで約1時間所要したと思います。
若い頃は、リフト券のモトを取ることに集中して一生懸命滑走しましたが、今回は歳も取り、また、今まで夢に見たカナダのトップレベルスキー場ということで、とにかく「楽しむこと」に集中して滑走。
一度、降りてきたら、トイレに寄り、そしてコーヒーを飲み、足のマッサージ。
エクスプレス ゴンドラを3回乗った時点で「今日は腹いっぱい滑ったネ」という気分になれました。
今回のモントレブロン スキー旅行の一番の目的は「日本で経験したことの無いカナダの雄大な自然の中でスキーをしてみたい」ということが一番の目的でした。
そしていざ来てみると、噂に違わぬ雄大な自然。そしてヨーロッパ調のリゾートでのナイトライフ。とても良い経験となりました。
グルメ
普段、トロントに滞在する我々はケベック州ではあまり期待するグルメはありませんでした。しかし、その土地ならではの物も有り、今回、チャレンジ。やはり、寒い気候の中で試す地元グルメは感じるものが違います。

メープルタフィ。長年カナダに居ますが、ケベック州でした見たことがありません。しかも、今回、チャレンジしたタフィは過去一で、質、量ともに一番でした。立ち乗りケーブルカーの向かって左側に売店があります。


Place Saint Bernard広場から通りの入口にあるテイクアウトオンリーの売店でホットチョコレートといっしょにプティーンとビーバーテールを購入。
両方、トロントでもおなじみですが、本場の寒い中で食べるプティーン、シナモンの効いたビーバーテール。熱いホットチョコレート。 スキーで冷えた体へのスナック。本当に体の奥まで暖かくなりました。
この日の気温はマイナス3度。 この寒さもこのスナックの美味しさをナイス演出です。
旅行準備:持ち物リストと注意点
スキー用品:スキー、ストック、ブーツ
防寒具:スキーウエア、パンツ、フルフェイスマスク、毛糸帽、ヘルメット、ゴーグル、手袋
携帯電話:自分はFidoをトロントで利用していますがケベック州でも問題ありませんでした。また、スキー場内はフリーWifiが山頂まで届いており、問題を感じたことはありませんでした。
*麓と山頂の温度差は10度以上あります。首まで覆うフルフェイスマスクで目以外を多い、その上に毛糸帽を被り、そしてヘルメット、ゴーグルを着用することをオススメします。
その他:水筒、スナック

まとめ:一生忘れられないクリスマスをモントレブロンで!
モントレブロンは東海岸有数のスキーリゾート。ここでのスキーやナイトライフは一生の思い出になります。しかし、はじめて行く人には勝手がわからず右往左往することも。そんなモントレブロン スキーリゾート初心者の皆様にこの記事がお役にたてていただければと思います。
よくある質問(FAQ)
- モントレブロンのスキーシーズンの期間は?
モントレブロンのスキー場は、通常11月から4月までのシーズンがあり、特に12月から3月がピークシーズンとされています。 - モントレブロンへの最寄りの空港はどこ?
モントレブロンのスキー場へのアクセス方法は、主に車やバスを利用することが一般的です。モントレブロンは、モントリオールから約130km、ケベックシティからは約250kmの距離に位置しています。モントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港が最寄りの空港で、そこからはレンタカーやシャトルバスを利用してスキー場にアクセスできます。また、モントレブロンには、スキー場へのシャトルサービスを提供するホテルも多くあります。これにより、空港から直接スキー場までの移動が便利になります。特に、冬季シーズンには多くの観光客が訪れるため、事前に交通手段を確認しておくことをお勧めします。 - スキー用品は現地でレンタルできますか?
モントレブロンでのスキー用具のレンタル情報は、いくつかのリソースを通じて見つけることができます。以下は、レンタルショップやスキー場の公式サイトでの情報を探す方法です。
スキー場の公式サイト:
モントレブロンのスキー場の公式ウェブサイトには、レンタル用具の情報が掲載されています。通常、料金、レンタルセットの内容、予約方法などが詳しく説明されています。
地元のレンタルショップ:
モントレブロン周辺には、スキー用具を専門に扱うレンタルショップがいくつかあります。これらのショップでは、スキー板、ブーツ、ウェアなどをレンタルできます。事前に電話やウェブサイトで確認することをお勧めします。
旅行サイトやレビューサイト:
TripAdvisorやYelpなどの旅行レビューサイトでは、他の旅行者の体験やおすすめのレンタルショップの情報を得ることができます。これにより、どのショップが評判が良いかを判断する手助けになります。
観光案内所:
モントレブロンの観光案内所でも、レンタル用具に関する情報を提供しています。現地のスタッフに相談することで、最新の情報やおすすめのショップを教えてもらえます。